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Episode0 天使轟臨 ~Angels Flying in the Supercell~

 世界的人気のプロレス。
 それは日本でも例外ではなく、国民を熱狂させるものだった。

 そんなプロレスで、ブレード上原”の名を知らぬものはいないだろう。
 その彼女は沖縄出身。

 そんな彼女を慕う少女がいた。

 【 上原 凪 】

 かなり年下だが、ブレード上原の(母方の)従妹にあたる。


「今日子ねぇねぇ、いつまでいるの? また内地にいっちゃうの?」
 ブレード上原の里帰りは、両親や兄に会うことに始まり、この従妹の家で終わる。

「明日まではいるよ。だから、凪寝ないと駄目だぞ? また、明日お話しよう、な?」
「やだよぉー。もっと、色々お話聞かせてよー。今日子ねぇねぇ、いっつもそういって帰っちゃうもん」
「そう言われると困るんだが、凪がいつも遅くまでそうやってお話をねだるから次の日が起きれないからだろう?」
「ぶーぶー」
 ちいさな凪のブーイングにブレード上原が困った顔をする。
 彼女がそんな困った顔を見せるのは珍しいし、そんな表情を知っているのは、この少女とパンサー理沙子と六角葉月ぐらいだろう。

「そうだ、凪。大人しく寝るんだったら、明日の興行で裏方に連れていってあげるぞ?」
「ほんと?」
「ああ、身内の特権てやつだ。でも大人しく寝るのと私のいう事を聞くのが条件だけどね」
「とっけんとっけん!! 私、寝る! お休みー」
 スクッと上原の膝の上から立ち上がって凪は居間から出ていった。
 子供ってのは現金なものである。

「ふうぅ……」
 思わず溜息を吐いてしまう上原。

「すまねーな。ウチの凪が迷惑かけてよ。ホレ」
 声をかけてきたのは凪の父。差し出してくるのはスポーツドリンク。
「あ、頂きます。別に迷惑じゃないですよ。ただ、凄いパワーなんで圧倒されるだけで。それに凪は私の妹みたいなものですから」
 受け取ったペットボトルを開けて一口。

「なら、この話は終わり。あとは、プロレスの話をしようじゃないか?」
 この親にして、娘ありと言ったところか。
 親子揃って、ブレード上原の大ファンのようだ。

「ははは……、凪は叔父さん似みたいですね?」
「何言ってやがんだ? なわけねーだろ? ウチのかーちゃん似に決まってるだろう? 俺に似ない器量良しが俺の自慢なんだからよ。そんなことより、次の試合どうなんだ? あの理沙子って奴に勝てそうか?」
 
「ふぅ……そうですね。理沙子には負けたくないですね。でも、勝負はやってみないとわかりません。負けるつもりでリングに上がりませんが、必ず勝てる試合なんてものもないですから。私は全力を尽くすだけです」


 こんな話があったのは、むかしむかしの事でした。

 そして、時は流れブレード上原の名が新日本女子から無くなり、自ら旗揚げし団体の看板として輝いている今に至る。

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上原 柊

Author:上原 柊
画像は、玉倉かほ様の了承を得て貼らせて頂いております。

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誰も読んでないと思うけど、恋姫話は現在↑のところで書いてます。無謀もいいとこですが、、まあいけるとこまで行くぜって感じで。

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