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欠けた世界の行く末 -5.2-

おはこんばんちは!

昭和の世界へようこそ(笑)

好きな言葉は、低金利です。
上原さんがよく騙される言葉です。

単純に(売上)―(経費)=(利益)な訳ですが、どこで計算が合わないのでしょうか?

会場?人件費?いやいや、チケット価格の設定がおかしいのかも……。

謎めいた経営事情は、おいおい解明していきましょう。


で、連日の分散投稿の一環です。
いざ、妄想の世界へ……


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――渤海太守・袁紹

 三公を輩出した名門袁家。
 先の混乱の中でも美味しい所だけを頂いて渤海太守に納まっていた袁紹が不満を漏らす。


「猪々子さん、斗詩さん」
 自軍の2枚看板の武将を呼びつけるといつもの如く現状に不満を愚痴るのかと二人はげんなりして参上する。
「何でしょうか、麗羽さま」
「麗羽さま、なんスか?」
 袁紹はブスっとしたまま、竹簡を顔良に放り投げる。
「きゃっ!」
「読んでみなさい、斗詩さん」
 袁紹は投げやりに告げると髪の毛を弄り始める。
 顔良が読み上げる内容は、見方によっては漢王朝に叛意を促す文章であった。

「斗詩ぃ~、難しい言葉使いされるとわかんないって! もっと、簡単に説明してくれよぉー」
 言葉云々より、理解する気が乏しいように思える文醜が横槍を入れてくると、顔良は仕方ないとばかりに噛み砕いて説明する事にした。
「文ちゃん……えっとね、要は董卓さんが朝廷を牛耳って悪い事してるから、皆でやっつけようって書いてあるんだよ」
「なんだよ、だったらそう書けばいいじゃん。暴れられるってんなら任せといて下さいよ、麗羽さま」
 顔良は苦笑いを浮かべると袁紹に向き直る。
「麗羽様、文ちゃんのいう通り、戦ならお任せいただければ問題はないように思われますけど?」
 顔良の言うとおり袁紹軍数万を含めて、諸侯の軍勢を集めれば短期間で勝敗は決し、その際に功を立てれば天子の覚えも悪くないはずなのだが袁紹は不機嫌極まりないのだ。
「……文醜さん、顔良さん」
「「は、はいっ!!」」
 袁紹の声色が低くなったことで二人は顔色を失う。袁紹が二人を真名で呼ばずに真剣な表情をするときは怒り心頭(殆どが言い掛かりにちかいが……)の時だからだ。
「問題なのは内容ではなく、どうしてそのような重要な書状が届いたのが、この袁本初ではなく、喬瑁などというしょぼくれた爺ですの!? どう考えても名門袁家である私に届くのが筋というものではなくて!?」
「……」
「……」
「私はこのような低俗な集まりに参加しませんわ!! 使者にはそう伝えて帰しなさい」

 癇癪を起こして怒鳴りつけた後はすでに別のことに興味が移ったのか、使用人に何かを言いつけている。文醜は袁紹の怒りの矛先が自分に向かなかったことでホッとしたようで胸を撫で下ろしていたのだが、顔良は少し考え込んだ後、意を決して袁紹に諫言をしたのだった。
「袁紹様!! 少しお待ち下さい! 連合の件を再考お願い致します」
「ちょ、ちょ、斗詩!! 何言ってんだよ!!」
「……はい?」
 すぐ横にいた文醜は顔を青ざめて顔良の袖を引っ張っていた。
 声を掛けられた袁紹は何を言われているのか分からないでいた。自分の決定に逆らうとは夢にも思っていなかったので、顔良の言っていることが全くもって理解出来なかったのだ。
「袁紹様、ここで諸侯の列から外れるのは下策だと思います。万が一、億に一つかもしれませんが、袁紹様抜きで董卓軍に勝ってしまうようなことがあれば、袁家の名声も地に落ちてしまうかもしれません……どうか、お考え直し下さい」
 顔良は深々と頭を下げ君主・袁紹の答えを待つ。
「……顔良さん……私に意見するとは偉くなったものですわね?」
「申し訳ございません……」
「え、袁紹さま!! と、斗詩――顔良も反省してるんで、どうか、どうか許してください!!」
 文醜が耐えかねて地に伏して袁紹に許しを請う。自由奔放な彼女がここまでするほど袁紹の怒りは恐ろしいものなのだろう。
「……まあ、斗詩が五月蝿くいうのも今に始まったことじゃありませんわね。好きになさい。袁家の旗を使ってもいいですわ」
「「あ、ありがとうございます!!」」」
 袁紹の凄みが和らぐと期せずして、文醜と顔良の声が見事にハモった。
「但し!! 貴女方のどちらかは私の傍に残りなさい。あの低俗な集まりなどに二人も行く必要はありませんわ。まあ、最近、登用した【華なんとか】ぐらいなら連れて行ってもよろしいですわ……それと」
「「それと?」」
「当然、手柄の一つも立ててくるのですよ、手ぶらで帰ってこようものなら……」
 袁紹の目がギラリと光ったのを二人が見逃すはずも無く。
「も、もちろんですよ! な、斗詩?」
「は、はい!」
 袁紹は二人の返事を聞くと満足そうに微笑む。
「くれぐれも華琳さんにだけは遅れを取る事の無いように」
 そう最後に付け加えると高笑いをしてその場を後にしたのだった。

 喬瑁がどのような政治力を駆使したのかは定かではないが、天子からの密書など本物である筈はなかった。天子は董卓に恩義を感じていたのだから。
 ただ、宮廷にもクズがいることも事実で、朝廷再建で官位を剥奪されて逆恨みをしたものが共謀したとみるのが妥当。
 だが、偽物であれ大義名分を得た董卓討伐連合軍は更に勢いを増す。


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tag : 真恋姫無双

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