スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

欠けた世界の行く末 -2-

こんばんは!
ジュピターを粉砕しました!^^

どうもユニットの我が子達が可愛くて仕方がない今日この頃。
アイマス2がようやく一周目終了です。部門賞が全くとれなかったのに、何とかAI大賞にこぎつけた自称プロデューサーですm(__)m

ぶっちゃけ、あずさ(cv.たかはい智秋)を育てたかったのに……。という事実があったのは内緒ですwww

色んなスケジュールを調整しながらの生活を送っています。
体調も日に日に回復しているのですが、以前よりも疲れやすくなったような気がするのは気のせいなのか……。

まあ、前置きはこんな感じで。
お時間のある方は、お付き合いくださればと思います。

以下は、真・恋姫無双の2次創作です。
好き放題してますので、ご注意を。




卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回
回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍


――村長宅にて

「ホッホッホ。お主が張遼殿のお気に入りですかな?」
 北郷にいきなりそんなことを言ってきたのは村長である。
 白髪が大半を占めて60を過ぎようかという齢だが、その体格は北郷の2倍はあるかと思われるほど頑健なものだった。
 あちこちに傷跡が見え隠れするのは、昔は先頭に立ち村を守り戦ってきた証でもあった。
「……いえ、そういう訳ではないと思いますけど?」
 北郷は事実を述べる。
 確かに命は助けて貰えたけれど、あれ以来、張遼には会っていないからだ。
「ホッホッホッホ、謙遜されなくてもいいのですよ。村の者全員が知っていることですからね。張遼殿の真名を許し無く呼んで生きていられる男なんぞ大陸広しといえども北郷殿ですからなあ」
「え?」
「何を驚いているのですか? 村の誰も真名を呼べないのですよ。武においても知においても我が村には勿体無い人物、そんな傑物を穢しておいて生きていられる事こそ、お気に入りでなくとしてなんとするのです?」
 村長の言葉に北郷は驚いたた。張遼は今だ誰にも真名を許していないのだ。軽くはない真名ではあるが居を置いている場所で誰にも呼ばせないというのも不思議に感じたのだった。
「……それで、呼ばれたのはどういった件なんでしょうか?」
 そう、今日は村長が領主の元から帰ってきたという事で、北郷の処分が確定する日だったのだ。
「そう硬くならなくてもいいですよ。北郷殿が鮮卑族に皆殺しあった部族の子息だと張遼から聞いている。帰る家も無いのでしょう? ここで暮らせばよろしい。良い暮らしは保障はせんし、自分の食い扶持は自分で稼ぐのが村の掟だ。それさえ守れば何も言わんよ。第一、北郷殿を処分しては張遼殿に恨まれるからの、ほっほっほっほ」
 肩をバンバンと叩かれて、行ってよしと告げられる北郷。
 村長は親分肌というか、困っているものには手を差し伸べるが、刃向かう奴には容赦しないといった感じだろう。
「ありがとうございます」
 北郷は礼を言って下がろうとすると、何故か呼び止められた。
「北郷殿」
「は、はい。なんですか?」
「何が出来る?」
「はい?」
「何が出来るのかと聞いているんだよ。故郷では何をしていたのかな? ただ飯食っていたわけではないでしょう?」
「えっと、剣を少し……警備の仕事ぐらいならなんとか」
「それなりに戦えるのですか?」
「まあ、素人以上には、多分……」
「それは重畳。村の男は戦闘経験が少なくてな、頼りにしてますよ。ほっほっほっほ」
 村長は用は済んだと自分の用事に没頭して北郷のことに見向きもしなくなった。北郷もその様子をみてとり、頭を下げて村長宅をあとにした。
(……張遼はどうして嘘なんかついたんだ……)
 生活の基盤を用意された喜びよりも、曲がったことが嫌いな張遼が村長に対して嘘を吐いていたことが気になって仕方がない北郷だったが、それを確かめる術はなく大人しく用意された住まいへと向かうしかなかった。
 そして翌日から、約束どおり仕事が用意されて1人の村人が北郷を呼びに来た。仕事場に連れて行く為らしかった。
(仕事っていっても巡回とか雑用だろうね……)
 北郷がそんなことを考えている内にここだと先を歩いていた村人が立ち止まった。そこは質素な建物だった。
「隊長! 張遼隊長! 村長よりのご指示で新人を連れてまいりました!」
(え? 張遼?)
 北郷が目を白黒させているのにも構わず、村人と張遼は淡々と話し続ける。そして、中から入れという言葉が聞こえてきた。
「お前はいつもの調練のあと畑仕事に戻っていいぞ。あとで、ウチも行くから手は抜きなや」
「はっ!! 勿論であります! それでは失礼します!!」
 案内してきた村人は、駆け足で去っていった。
「はよ、入ってきぃ。ウチも暇やないんやで」
「は、はい」
 どもりながら、北郷は返事すると中に入り後ろ手に扉を閉めた。
 中には当然、張遼が机に座って雑務をこなしていた。目が一瞬合うも何事もなかったかのように黙々と仕事を続けているので、北郷は話すきっかけが摘めずに立ち尽くしていた。
 そんなことが数分ぐらい続いたあと、おもむろに張遼が筆をおいて北郷を見た。
「……何か言いたそうな目してんな? せやけど、その前にウチの要件を済ませるわ。悩んどるんは性にあわんからな、さっさと片付けたいねん」
 北郷には選択の余地などあるはずがなく、ただ張遼の言葉を待つしかなかった。
「一刀、ウチとどこかで会うたことあるか?」
「……ここでは無い……」
「ここでは?」
 北郷の言葉を拾い、問いただす張遼。
「張遼が自分の信念まで曲げてたことへの謝罪を含めて、本当のことを……今、分かっている限りのことを話すよ。それを信じるも信じないも張遼の自由。俺はあくまで自分の知りえる真実を話す」
「……ウチの信念とは大きく出たな?」
「ああ、俺の知っている張遼は嘘が嫌い、曲がったことが嫌い、理不尽なことは死んでも認めない。そんな女性だからね」
「……(なんでそこまでウチのことが分かるねん……)」
「俺は霞を知っている。張遼とは違う人間だと思う。霞は俺の中でとても大事な女性だった」
「だった?」
「ああ、気がつけば、俺はここに来ていた。理由も原因も何もかも分からない。分かることはここは俺の居た世界と似て非なるもので目の前には霞そっくりの張遼がいる。それだけだよ」
「……」
「今分かる全てのこと。後は知ってのとおりだよ」
「……分かった。ほなら一刀はこれからウチの部下や」
「はい?」
「なんや、聞こえんかったか? ウチの部下として働いてもらう言うてん」
「どうしてそうなるんだ? 今の話聞いたろ? 得体も知れない人間だぞ、俺は」
「せやな」
「『せやな』じゃないだろうに……」
「ほな、死にたいんか?」
「死にたくはないけど……信じたの? 俺の話」
「ん? 嘘か?」
「いや、ホントだって」
「せやな。嘘吐いてるようには見えん。でも、正直信じられへんな。せやから危険物を拾た責任は自分でとる。身近において、いざとなればウチが一刀を始末するんや。理に適ってるやろ?」
 張遼は北郷の話を信じないと言い切った上で、北郷を部下にすると言った。
「ああ、それとウチのことは張遼って呼びや。真名で呼んだら首と胴がお別れやで」
「分かってる。真名の価値くらいは」
「せやったら、ええ。あと、今話したことは今後一切口外したらアカン。アンタの素性は家を無くした部族のボンボンや、ええな?」
「……ああ、分かった」
「まあ、一刀の知ってるウチとウチは同じ性格みたいやわ。ウチの嫌いなことも知ってるようやから細かいことは言わんけど、ウチはウチや。他人と一緒にされるのは好かんっちゅう事だけ覚えとき」
「分かったよ、張遼」
「ええ、返事やな。仕事はウチの補佐官や。これからよろしゅう頼むで一刀」
 張遼はそういって左手を差し出した。
(……利き手は差し出さないか……信用はされてないってことか……)
「こちらこそ」
 北郷は差し出された左手をしっかりと握り返した。決意を込めて。
(運命の悪戯か……また、霞と一緒に居られるとはね……)
 翌日から多忙を極める毎日が続く事となる。北郷の想像以上にかなり大きな村だったので人も多く朝から晩までやることは山とあった。村の警邏から部隊の調練、時には黄巾党の討伐などなど息の休まる暇もなかったが、その分余計なことを考えずに一日一日を噛み締めて生きることが出来た。
 そんな日々が一月以上も続けば体が対応してしまって、少しずつ回りにも目が行き届くようになった。


卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回
回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍回卍

コメントの投稿

非公開コメント

まったりとプレイ中・・・ではない
Web 恋姫†無想 張遼を育成中!
興行日程
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィールなのか?

上原 柊

Author:上原 柊
画像は、玉倉かほ様の了承を得て貼らせて頂いております。

胡蝶の夢

誰も読んでないと思うけど、恋姫話は現在↑のところで書いてます。無謀もいいとこですが、、まあいけるとこまで行くぜって感じで。

FC2カウンター
なにかあれば、コチラ
拍手する
検定
なんとなくやってみた。頑張った。
最新記事
最新コメント
リンク
なにわんGP楽しかったですねー
なにわんGP応援中!
ζ'ヮ')ζ<よみますよぉー
『4ページマンガ最前線』 | 最前線
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
最新トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。