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久々に勢いで書いてみた。

こんにちは!な時間です。

こんなはずではなかったと言っておくことにします。

先日、関西でレッスルオフ会(噂ではけいおん!オフに近かった)があったのですが、中学からの親友(悪友という話もw)が広島から出てきていたので、都合がつかずに不参加となりました。
次回こそは、参加したいものです。

どうでもいい近況は、あいも変わらず綱渡りな会社で生き残っているあたり上原イズム健在という所でしょうかwww
競馬も久々に天皇賞と菊花賞をやりましたが、1勝1敗(-3k)という不甲斐ないものでした。

体調も万全とは言えないまでもまあまあボチボチといった感じですねー。
色々とやることもあるので、暇にはならないけど、好きにできる時間も少ない感じでしょうか……。
とまあ、本当にどうでもいい話ですんで、ここらで切り上げておきましょうwww

時間のある方は、隠れている分もお付き合いくだされば幸いです。
それでは、ごきげんよう~(^^)ノシ

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


――話は数日前に遡る

「あーっと、これは危険だぁ!! サンダー龍子ウォン姉妹に捕まったーーー!!」

 TWWAヘビー級王座の2回目の防衛戦。終始、龍子のペースで試合が進み完勝だと思われた終盤戦に波乱が起きた。
 セコンドについていた妹のシンディーが乱入してきたのだ。個々の実力は龍子には及ばないものの連携力を持ってすれば龍子に迫ることも難しいことではなかった。

「羽交い絞めにあった龍子抜け出せない!! 会場からは悲鳴が上がる。駄目だー!! 龍子の髪のがトレードマークのリボンの切れ端とともにリングに切り落ちたぁぁ!!!」

 当然こうなっては龍子の反則勝ちの防衛になり、ゴングが鳴らされて試合が終了となるはずだった。

「サンダー龍子、無念の反則防――おっと、どうした!? ゴングが鳴っているのに龍子が止まらないぞ!!」

 ウォン姉妹はベルトが取れなくとも龍子に嫌がらせをすることで悔しさを晴らしていた。それで、次回への遺恨マッチに持ち込めば御の字という考えだったのだろう。その証拠に、ゴングが鳴った後、アッサリと龍子を開放し凶器を捨て引き上げ始めたからだ。
 しかし、龍子がいつもとは様子が違った。普段であればウォン姉妹の思惑通りにことが進み、マイクパフォーマンスで終わるとその場にいる殆どの人間がそう思っていたが、今日に限っては違ったのだ。

「サンダー龍子暴走ぉぉ!! 眠っていた狂龍の目覚めだぁ!! 拳の一撃でシンディーを屠ったあと、ブリジットにタックルから馬乗りで顔面へのパウンド連打、連打、連打ぁぁ!! 拳が龍の牙が深紅の鮮血に染まっているぞぉ!!」

 ゴングが連打され、スタッフ、試合が終わった選手総出で龍子を止めに入ってやっと暴走が止まったのだが、龍子自身が茫然自失となりスタッフに連れられて控え室へと消えていった。

 翌日のスポーツ新聞に【凶龍再臨!!】の文字が躍ることになり、保持していたTWWAのベルトも剥奪となったと掲載されていた。メガライトが欠場中のTWWAにしてみれば渡りに船だったようだった。選手への怪我の保障の請求と提携の解除とベルトを取り返し再戦の道すら絶つといた徹底したものだったからだ。



――11月13日

 龍子は毎年この日は1人で過ごすことにしていた。場所はどこでもよく、今年は団体の本拠地であるN県で興行があったので、トレーニングで使う山に登った。
 何故かと言われれば龍子自身答えることが出来なかったが、自然と足が外へと向き気がつけば1人でいるといった具合だったから。特に今日は気分が冴えないでいた。勿論原因は先日のタイトル戦の暴走だった。

(……なんで……あんなことしちまったんだ……)

 石で出来たベンチに座りながら、自分の掌をを見つめる龍子。
 暫くして、後頭部に手を回すとリボンを解き手に取った。試合のときのリボンだ。龍子が生まれて初めて親以外から貰ったプレゼント。今や、心の拠り所になっているものだった。

「……プロレスしか能がないのに……そのプロレスすらまともに出来ないなんて……」

 龍子はリボンを握り締めたまま腕を振り上げて、地面に叩きつけようとしたのだが一向に腕が下りない。そして、ふっと手の力を弱めてリボンから手を離した。
 秋風がその瞬間に吹き、龍子の手からリボンを持ち去った。
 同時に龍子は両手で顔を覆った。

「……どうして、どうして上手くいかないんだ……」
 龍子の声は吹き続ける秋風に運ばれていく。

「こら、龍子! 大事なリボンを落としてどうするんだ?」
「!?」
 凛とした声が響き渡る。
 同時に吹いていた風が突然やむ。まるで役目を終えたとばかりに。
 龍子は聞き覚えのある声に心臓が止まる思いだったのだが、逃げるわけにもいかず、かといって振り向くことも出来ず肩を震わせていた。リボンは落としたのではなく、捨てたのだといえばスッキリ出来たのかもしれないが、 それが簡単に出来るならここまで悩むことも無かっただろう。
「龍子、聞こえてるんだろう?」
「……」
「横いいか?」
「……ええ」
 龍子の横に腰掛けたのは団体の社長兼看板レスラーのブレード上原だった。
 横に腰掛けたのに一向に話しかけない上原。ただただ、横に座っているだけ。
 龍子も話しかけるきっかけが掴めずに、顔を伏せたまま。
 常緑樹が多い場所だが、それでも全部という訳ではないようで、所々が紅く秋色に染まっていた。残暑が抜けて秋らしくなったとはいえ、最近の異常気象で秋らしくない日々も多く今日もそういった日だった。
時折吹いていた風も冷たさは感じなったし、今、風のない状況だと日差しもあり陽気が感じられるほどだった。
 そんな瞬間がどれぐらい過ぎたのだろうか?上原が龍子の肩を掴んで無理やり背中を向けさせる。
「な、な、なんなんですか!?」
 龍子は慌てて逆らおうとするが、その細い腕のどこにそんな力があるのかと思うぐらい力強く体をコントロールされて渋々、座り直して上原に背を向ける龍子。
「……羨ましいな、龍子の髪」
 呟きながら上原は龍子の髪を手で梳いてやる。龍子の返事など気にせず上原は一歩的に話しかけ続ける。
「私の髪はクセッ毛が強くてな、伸ばしたくても伸ばせないんだ」
「……」
「理沙子も綺麗な髪をしてたけど、龍子も本当に綺麗な髪をしている」
 龍子はてっきり試合のことを責められると思っていた。だからこそ、こんな形ではぐらかされるのが嫌だった。
「……髪なんかよりも……レスラーとしてパンサー理沙子に負けないものを持っていたかった……」
「今更何を言ってるんだ? 龍子の素質は理沙子に負けてないし、市ヶ谷や祐希子にも勝るものを持っているぞ」
 上原は龍子の髪を纏めてやりながら、優しく声をかけた。
「……う…そ…だ……」
 龍子は震える体を自分で抱きしめながら辛うじて紡ぎだす言葉。普段の龍子からは想像も出来ない弱々しいものだった。
「嘘なはずがないだろう? 私と会長の全てを注ぎ込んでいるんだ自信をもて」
 上原の優しい言葉が龍子の心に深く入り込む。
 分かって入るのだが、その優しさが今は辛かった。上原の手を振り払い立ち上がり吼える。
「自信なんてもてるわけが無い!! この間の失態だって自分で自分をコントロールできなかったんだ!! 何を信じればいいんだよ!! 自分でも分かってる! 壊し屋、クレイジー、世間が言っているじゃないか!! 私はスター選手のかませ犬な――」

 バチィィン

 龍子の頬が真っ赤に染まる。
 上原の平手打ちがその原因。
 龍子は俯き動けずに居る。表情は長い髪で覆い隠されており窺い知れない。
「いい加減にしろ、龍子」
「……」
「私は器用じゃないから触れないでおこうと思ったが、龍子が自覚していないなハッキリと言ってやる。お前のいう世間がサンダー龍子は女の命である髪を切られてブチギレたと言っているが本当はそうじゃないだろう?」
「……違わない……髪がリングに落ちた瞬間に、何かが弾けたんだ」
「違うな。お前は髪を見てキレたんじゃない。千切れたリボンを見てキレたんだ」
「……違う!! そんなんじゃない!!」
 龍子は俯いたまま叫ぶ。
「龍子にプレゼントした本人がプレゼントしたものを間違うと思うのか?」
「!!」
「隠しているつもりだったんだろうけど、私も会長も知っている。大事な試合の時は、龍子が入団して初勝利した 時に私達がプレゼントした真っ赤なリボンを今も使っているんだろう?」
「……」
「大事にしてくれているのも知っている。そして、龍子がその試合にかける意気込みも理解している」
「……」
「だから、龍子の暴走を私達が責める訳は無い(寧ろ、そこまで追い詰めたのは私達なんだからな)」
「……私に失望したからじゃないんですか……」
「馬鹿……そんな筈はないだろう。いや、失望したのは事実。龍子をそこまで追い込んだ私達自身に失望したんだよ。だから恥ずかしいことだが、今日までかけてやる言葉が思いつかなかったんだ。よしと決心してもこの有様だ。つくづく自分が情けなくなるよ」
「……上原さん」
「外部に真相を話すつもりもないし、龍子を責めるつもりも無い。寧ろ謝らなくちゃならないのは私達なんだ。つい龍子なら分かってくれているとお前を後回しにしてきた。だから、龍子はリボンに頼るしかなくなっていったんだろ。本当にすまない」
 上原が頭を下げる。
 龍子はそこでようやく頭をあげた。その顔は涙で濡れていた。
「……上原さん……上原さん……」
 上原はそっと龍子に歩み寄ると優しく抱きしめた。頭を背中を撫でてやりながら龍子を落ち着かせる。
「……」
「ベルトだけが団体の評価じゃないとやっと気付けたよ。都合のいいことを言っているのは分かっている。龍子、 もう一度私達と同じ道を歩いてはくれないか?」
「……私の居場所は一つしかありません……来るなと言われてもついて行きます……」
「……ありがとう。そうと決まれば、帰って誕生日パーティーをしよう。会長が準備を1人で頑張っているころだ」
「……うん」

 二人が山を降りる頃には、日も傾き空がオレンジ色に染まり始めていた。




*** 柊の戯言 ***************************

ここまでお付き合い頂いた皆様ありがとうございます。
かなり放置と誤魔化しが多い日々でしたが、昨日の晩より猛烈に書きたく
なったので、龍子さんの話でも書いてみるかとやってみると、こんな事に(笑)
推敲とかそんな当たり前の事すら出来ていないので、誤字脱字はごめんなさい。
こんなガラスのハートは龍子姐さんじゃねーとお怒りの皆様にはごめんなさい。

************************************

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こちらの方は...。

私の龍子さんの誕生日イベントですが、こちらの方は熊本弁っぽくしたんですよ。
ぜひ見てくださいね。

Re: こちらの方は...。

返事がちょー遅れてましてごめんよぉ。

覗かせてもらってますー

それではーノシ
まったりとプレイ中・・・ではない
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